これまで不安定だった秋の天候が11月になってやっと安定し、小春日和の穏やかな天気が続きようになった11月17日の日曜日に、サイクリングクラブのラストランが行われました。
集合場所の京成金町線柴又駅に集まり、まずは駅前の寅さん像の前で揃って記念写真を。
寅さんとさくらに「行ってらっしゃい」と送られて
帝釈天門前の通りは団子や昔懐かしい菓子の店が並び、早速にも別腹を満たす者も。
帝釈天では全員揃ってこれからの安全を祈願してから、レンタサイクルの貸し出し場所の寅さん記念館へ。
広場でストレッチをして、自転車の調整やコース上の注意点、安全委員の注意事項を聞いてから出発。
まずは江戸川の河原にセッティングされたサイクリングロードをスタートした。
並走する河原には野球場やゴルフ場が設備され、矢切の渡しや浄水場、取水場、遠くには筑波山の山並みも見渡せる。生憎今朝はやや風が強くて向かい風がこたえたが、広いサイクルロードを外環道が見えるとこまで快走した。このコースは有名なサイクルコースなのでプロ級のサイクリスト達が対向を走り抜けていく。
外環道の手前から水元公園へ。
桜並木道を通って公園に入り園内の奥へと向かうが、日曜日とあって大勢の家族連れや若者で賑わっていた。丁度バーベキュー広場では昼時で辺りから肉野菜に焼ける良い匂いが漂ってくる。この匂いに刺激されて近くの芝生で我々も手持ちの弁当でお昼をとることにした。
お腹を満たしてゆっくり歓談した後は、記念写真を近くの家族に撮ってもらって、翡翠(カワセミ)のいる苑へ。
生憎カワセミは見れなかったが、黒い川鵜と白いしろさぎがのんびりと我々を歓迎してくれた。
さらに足を延ばして閘門橋も見物して
公園入口方面へ桜並木の道を走り葛飾区の金魚養殖場を見物した。昼を過ぎると水場で遊んだ水鳥たちがえさを求めてゆく手の道をゆったりと歩くので注意。
<<チョッと閑話休題>>
NHK金曜日8時の「ちこちゃんにおこられる」の番組で最後に出てくる鳥は江戸川の黒い鳥と紹介されてるが、江戸川のカラスです。名前は「キョエちゃん」。水元公園にはたくさんのきゃえちゃんの仲間のカラスが飛んでいました。
さて、公園を後にコースは折かえしへ
今度は順風の土手の江戸川ロードを新葛飾橋まで戻り橋を渡って千葉県の松戸側へ。
当初計画は矢切の渡し場から渡し舟で対岸の葛飾柴又に渡る予定だったが、台風19号の被害で渡し場が使えなくなったので断念した。そこで渡し場近くから伊藤佐千夫の小説「野菊の墓」の文学碑がある西連寺へのコースに変更した。小説の背景となった松戸矢切地区の田甫の中を走り坂を上り文学碑前で
元政雄、元民子達が揃って記念写真
これで今日のコースは終了したが、予定では水元公園の向かい側の公園三郷公園もコースにはいっていた。この三郷公園は埼玉県三郷市の公園でこれで一都二県を走破する予定だったが道を間違えて三郷公園に行けなかったのは残念だった。
ともかくも大きなトラブルもなく安全に寅さん記念館まで戻り、自転車を返却してクールダウンできたのがよかった。
岩崎先生のラジオ体操第一でクールダウン後はみんな揃って寅さん記念館、山田洋二ミュージアムと山本亭を見学した。
映画通の方はご存じかと思いますが、今年12月には新作「男はつらいよ お帰り寅さん」が男はつらいよシリーズ50作目として上映されるそうです。
山本亭の菊花展と見事な庭園を鑑賞して、再び帝釈天で全員揃って快適だった一日のお礼をし、芳しい焼き草団子に匂い立ち込める商店街を通って柴又駅駅発4時半の電車で懇親会場へ。
懇親会はイタリアン料理のサイゼリアで。
走行距離はそれほどでもないコースだったが、電動自転車ではなかったことや向かい風がやや強かったことで適度な運動をした気分が残りました。
その体にイタリアワインやビール、オリーブの香る料理が心地よかったし、何より会費が安かったのもよかった。
広いサイゼリア店内は日曜日夕方とあって若い人や家族で周りは賑やかで、今年最後のイベント懇親会を我々も大いに盛り上がりました。
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