◆実施日:2022年6月1日(水)
◆参加人数:9名
◆天気:絶好のサイクリング日和
◆WBGT(暑さ指数):20.7の「ほぼ安全」レベル
今回はJR潮来駅前でクロスバイクをレンタル(二人はマイカーでの輪行参加)しての催行。
10:30に全員集合して走行の身支度や自転車のサドル等の調整や試乗をして準備を進めた。
駅前の一角を借りてウォーミングアップをし、リーダーより行程や注意事項について説明。
この日は前方からのハンドサインによる後続への走行方向等の伝達、及び後方から前方への車接近等の注意情報の伝達を一日を通しての重点実施項目として取り組むことを申し合わせて、走行を開始。
最初の立ち寄り先に向かった。
★加藤洲十二橋
最初の立ち寄り先は水郷随一の名勝と言われている「加藤洲十二橋」。
この加藤洲のエリアは江戸時代は正に利根川の三角州の水郷地帯で、何をするにも船無しでは生活できず、隣家を往復するために設けられた橋が12あったことから「加藤洲十二橋」の名がある、
十二橋の中には当時のままの危なっかしい古い橋も架かっていて往時が偲ばれる。
また自分の田んぼへの移動も船で、各家にはそのための船乗り場が設けられている。
十二橋の一つに上がって見学していたら上流、下流両方向から十二橋巡りの船がやって来て狭い水路を行き違っていた。
十二橋の見学を終えた後、一面田植えが終わった田園風景の中を走り、途中から利根川沿いに下流方向に走り、次の立ち寄り先に向かった。
次の目的地に行くには利根川を渡らないといけないのだがどこに橋があるのかと心配しながら自転車を進めると、東関東自動車道の立派な橋の下部に遠目には細いパイプを組み立てた仮設の構造物にしか見えない物が見え、まさかあれを渡るの?と不安を感じながら近づくと自動車道には及ばないながらしっかりした鉄骨コンクリート製の橋で全員一安心。
実はこの橋は前回4年前にFEさんがリーダーで初めてこのコースを走った時にGoogleマップ(多分)を拡大して拡大して見つけ出したもので、それ以来仲間内ではこの橋のことを「E橋」と呼んでいる。
今回参加のみなさんも感動しFEさんに感謝しながらこの「E橋」上を走り利根川を渡った。
噂?の「E橋」
★津宮鳥居河岸(ツノミヤトリイガシ)
「E橋」を渡って利根川右岸に道を変えた堤防沿いの道は通称「大利根サイクリングロード」(香取市から銚子の手前の東庄町までの約22㎞のコース)と呼ばれる我々に打って付けのコースで、ここから上流に向かい約4㎞先の次の立ち寄り先である「津宮鳥居河岸」まで班編成を解き自由走行にした。
この「津宮鳥居河岸」は、午後から訪れる「香取神宮」の利根川に面して立つ河川からの参道の「一の鳥居」で、香取神宮の祭神が海からここに上陸したと伝えられておりかつては表参道口であった。
上流に向かって走っていると堤防下に立つ鳥居が見え、間違えようのない目印に向かいゆっくり走る人、爽やかな風を切ってスピードを上げて走る人、それぞれなりに利根川のサイクリングを楽しんだ。
因みに上流に向かっての走行と言っても全くフラットな行程でしんどい箇所は無し、途中右手対岸前方に筑波山の山並みがくっきり見え、そのような景色を眺めながらの軽快なサイクリングのひと時であった。
★昼休み
「津宮鳥居河岸」を背景に全員写真を撮ったりした後、引き続きサイクリングロードを上流に向かって自由走行。
サイクリングロードに面した「道の駅水の郷さわら」に立ち寄って昼休み。
オーダーした料理がなかなか出てこなかったりして慌ただしいランチタイムになってしまった。
★香取神宮
道の駅を出発して香取神社に向かう途中、JR鹿島線の高架の坂道を避けて田んぼや畑の中の道を横切り踏切を渡ろうとしたら〝カン!カン!カン!カン!″。
この時間帯、二時間に一本しか走っていない電車の踏切待ちに遭遇したのである。
みんなでこの幸運?を祝い合って電車に向かって手を振りながら通過を待っていたら、なんと運転手が軽く警笛を鳴らして、我々に向かって手を振りながら通り過ぎていくではないか!
運転手の粋な計らい?に全員大うけ!!
香取神宮に向けて自転車を進める中、今度は陸路の「一の鳥居」をくぐって緩やかな上り坂を軽快に走行。
約30分の時間を取って、お参りや見学をした。
★佐原の町並み
香取神宮での参拝と見学を終え、来た道を引き返し「一の鳥居」を通り過ぎて佐原の町に向かった。
佐原の町では自由行動として、多くの人が「伊能忠敬記念館」に入館、残りの人は佐原の町並みを散策した。
江戸時代に利根川の水運業で栄えた佐原の町並みは「江戸まさり」(江戸より勝っている)と称され江戸風情を感じさせる観光スポットで、あやめ祭りのこの時期、多くの観光客が訪れていた。
★横利根閘門(コウモン)
「閘門」とは水位の異なる河川や運河、水路の間で船の推移を調整する装置で、船を閘室(前後を閘門で仕切られたスペース)に入れて進行する方向の水位に調整して通過させる設備で、横利根川にあるこの閘門は国の重要文化財でありながら現在も現役稼働中である。
(写真がないのでネットから画像を引っ張って来て貼り付けておきます)
【ここでお詫びです】
イベント当日参加のみなさんに「スエズ運河もパナマ運河も閘門式」と説明しましたが、スエズ運河は水位差はなく普通に通れる「水平式」運河でした。訂正してお詫びを申し上げます。
★潮来駅前帰着
時間が押してきたため横利根川閘門は近くまで見学に行けなかった。
立寄り先は以上で終わりで、この後出発点の潮来駅に向かって班走行。
途中「水郷佐原あやめパーク」で小休止を取って16時の自転車返却時間の少し前に潮来駅に帰り着いた。
自転車を返却後クールダウンの体操とイベントに関する意見交換を実施。
梅雨入り前の絶好のサイクリング日和の下で、日ごろの町の雑踏を離れて、田植えが終わり水が満々と張られた田園風景と雄大な利根川水系のサイクリングロードなどを軽快に走ることが出来、自主イベントのサイクリングを楽しく催すことが出来た。
1時間に一本の帰りの電車待ちがてら、「水郷潮来あやめ祭り」を全員で鑑賞(入園料は無料)。
あやめにはこんなにたくさんの種類や色があったのかと楽しく鑑賞してマイカーでの輪行のお二人と別れて、ようやく来た電車で帰路に着いた。
≪参加者からのメッセージ≫
参加のみなさんから以下のメッセージをいただきました。
メッセージの披露をもってブログのお開きにさせていただきます。
幸い晴天に恵まれて気持ちいいサイクリングが出来ました。
ちょっと遠いのが難点だけど、利根川沿いは人もいなくて、いつも走ってる多摩川に比べて走り易いと思いました。
伊能忠敬の資料館も詳しく興味を持てて思わず時間の経つのを忘れました。
あやめ園では沢山のあやめ、菖蒲を堪能しました。
地元千葉県香取の香取神宮、佐原と隣県茨城県潮来を巡る自主サイクリングということでこの行事に参加しないわけにはいきません!
神奈川県など遠方の参加者は朝早くから家を出ないといけないが、私は朝ドラを見てからで間に合う余裕の企画で、のんびり生活者のわたしには応えられない行事だったと企画したリーダーさんに感謝!感謝でした。
利根川の水運の中継地とし栄えた潮来・佐原・香取に出会えた喜び、有難う!
潮来サイクリングは初夏の気持ちよさと、アヤメの綺麗さと、利根川の土手走行の清々しさがよかったです。
ありがとうございました。
あやめ祭り、開催中の潮来から始まり、水路に架かる橋からの船の行き来、利根川を横に長いサイクリングロード、佐原の街並み、本当に素敵なサイクリングでした。
今回もまた走り切れた余韻に浸り 心ウキウキが止まりません。
楽しい一日をありがとうございました。
イベントリーダーの方に心から感謝です、お疲れ様でした。
薫風の中を颯爽と駆け抜けた今回の潮来・佐原サイクリング。
街中を風景をゆったりと楽しみながらの横浜ポタリング。サイクリング専用道路を軽快に疾走したりんりんロードサイクリング。色んな走り方の中にも、名所旧跡巡りや地方色豊かな道の駅での買い物などなど、サイクリングにも多様な楽しみ方が有ることを再認識しました。
これも幹事さん方の多岐に亘る慎重な検討結果の企画とイベントリーダー方の入念な下見のお陰で楽しいサイクリングを満喫出来ていることに感謝の念をもってお礼申し上げます。
先日はお世話になりありがとうございました。
お天気も良く綺麗な花や景色も見られて楽しかったです。
計画準備をして下さった方々のおかけで安全で安心して走る事が出来ました。
平日だったので人や車も少なくてよかったです。
これからも健康と安全に気をつけ参加させて頂きたいです。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。
潮来・佐原のサイクリングは、30キロ弱と言う距離で、久しぶりにサイクリングした感じがしました。
リーダーがしっかり計画を立てていたので、自主イベント特有の迷走が無かったのが、ちょっと残念です!
また楽しい企画を期待しています。
四年ぶりの潮来・佐原のサイクリング、今回は前回の逆ルートで走りました。そして前回しんどかった上り行程を極力減らすようにし、利根川堤防のサイクリングロードでは自由走行を実施しました。
参加のみなさん、如何でしたでしょうか。
NY記
編集:EF
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市川容子 (月曜日, 06 6月 2022 17:52)
ブログの作成、ありがとうございます。今 ゆっくり最初から最後まで
拝見し、またあの楽しい一日を思い出しております。遠かったけれど
参加して本当に良かったです。ありがとうございました。お疲れ様でした。
眞鍋英子 (月曜日, 13 6月 2022 08:43)
動画有難う。
満点のサイクリングでした。
来年も行きたいです!