第３０６回　「荒川のお花見サイクリング」

雨天続きで心配される中、当日は思わぬ晴天に恵まれた。
予定通りJR行田駅に集合、「行田駅前観光案内所」にて自転車をレンタル。１１名分のクロスバイク・電動アシスト車・ママチャリを各々受け取り、恒例の体操後に行田駅東口を出発。
今回のコースは、熊谷市～吉見町に至る荒川左岸及び右岸サイクリングロード。行程距離はおよそ３２㎞。
晴天の中を行田駅前広場から荒川サイクリングロードへと移動。
まもなくサイクリングロードへ到着するが、思わぬ誤算。晴天ではあるものの、土手は強風が吹き抜ける状況。
往路はなんとか追い風のため順調に爽快に走行開始。遠くには冠雪姿の富士山が迎えてくれた。

まずはトイレ休憩のため「荒川パノラマ公園」に立ち寄り。
快適に整備されたサイクリングロードの走行を続け、日本一長い荒川水道管（１１００ｍ）を大芦橋の先に見ながら、更に先を急ぐ。

「吉見運動公園管理事務所」で昼食のため立ち寄る。数人の他のサイクリストも休憩していた。管理事務所のご配慮にて、事務所室内で全員が円陣で、和気あいあいと昼食タイム。椅子に座ってしばしの休憩時間にほっとする。

早めの昼食を済ませ、改めてサイクリングロードへ。新井橋付近まで走行し、広大な荒川河川敷に咲く菜の花を鑑賞。青空の下、見事なまでの菜の花の黄色の絨毯に、参加者から感動の声が上がる。菜の花の香り、風によそぐ黄色の波は、まことに見事な景観だった。

更に工程を進め、次の目的である「吉見さくら提」での桜の花見のため移動するも、桜の花はほぼ皆無！かろうじて早咲の寒桜が数本あるのみ。菜の花畑で溢れた歓声は落胆の声に変わり。。。こればかりはどうにもならないと、諦めてサイクリングを続ける。ところが、この頃には強い向かい風となり、サイクリングを楽しむ一行の進路を阻み始めた。

電動アシスト車は問題なく進めたが、ママチャリレンタル組は、ギアもなく、ただひたすら風の抵抗を受けながら自分の脚で進むため、電動アシスト一行に遅れること度々。また、Kさんがレンタルした電動アシスト車が、走行開始１０㎞あたりからバッテリー残量０となっていた事が判明。強風に抗いながら、電動が作用しない重い自転車で走行することとなった。

帰路の荒川土手右岸コースへ向かうにあたり、不具合の自転車を利用するKさん、そして、久々に参加のIさん、案内役のNさんの三人は距離が短く、向かい風も弱いであろう、往路で利用した左岸のサイクリングコースを戻ることになった。

残りの一行は予定通り右岸サイクリングコースをひたすら走り、最後の休憩場所、「アリーナコスモス吹き上げ」に到着。季節には、ポピーやコスモス畑は楽しめるとの事。しばし休憩ののち、最後の行程を帰着地、行田駅へ向かい出発。最後まで強風に苛まれたサイクリングだったが、途中、別路の３人とも合流し、全員無事、予定通り行田駅に帰着。

思わぬ状況やアクシデントもあったが、全員、早春の荒川の広大な景色・菜の花に迎えられ気持ちの良いサイクリングコースを楽しんだ。

☆彡参加者からのメッセージ☆彡

＜KKさん＞

素晴らしいコースの組み立てで、見事に咲いた菜の花の中をサイクリングできました。

私に起きたハプニングですが、途中で電動の充電が０になり、向かい風の中２０キロ程を前に進むしかないと、歯を食い縛り走り続けました😨皆さん無事にはしり終えることが出来、ホッとしました。

筋肉が鍛えられました。

＜EFさん＞

前日のじゃんじゃん降る雨に、天気予報は晴れなれど心配しておりましたら、さすが３人の晴れ娘❣のせいでしょうか、当日はすっきりした青空！気持ちよく出発できました。

確かに川沿いで帰りの向かい風には皆、悩まされましたが、安全に駅に戻ることが出来て何よりでした。

一同、脚力に自信がついたのではないでしょうか。

昼食も、吉見運動公園管理事務所の方のご親切で。１１人丸くなって室内でゆっくりお食事ができました。そういうことは久しぶりだったので良かったと思います。

<YIさん>

本当に、全員で昼食を食べる事ってあまりなかったと思います。本当に、全てにおいて（風の強さは想定外）素晴らしい楽しいワクワクしたサイクリングでした。

Nさん、Fさん、Kさん、役員の方々、心より感謝いたします。今日は心も身体もなぜかルンルン、ワクワクでした。ありがとうございました。お疲れ様でした。

<YY>

雨の合間の貴重な晴れ日に、素晴らしい菜の花を愛でながらのサイクリング🚴とても楽しい時間でした。またしてもママチャリをレンタルしてしまい、思わぬ風に立ち向かうことになり、皆様の爽快な走りを妨げてしまいました。申し訳有りませんでした💦また、遅れがちな私を気遣い、最後尾を走ってくださったTさん、ありがとうございました。

また、素晴らしいコースをご紹介頂いたTさん、ご一緒できず残念でしたが、また、来年同じ季節にチャレンジいたしましょう。

【YY記】