今年最初の宿泊を伴うサイクリング行事は滋賀県の琵琶湖サイクリングでした。
参加者9名で5月21日(火)から23日(木)の2泊3日に近江八幡のよし笛グロード、彦根の松原海岸ロードなどのサイクリングロードをサイクリングしたり、安土、彦根の歴史的な場所を訪ねました。
3日間五月晴れの快晴にめぐまれました。その前後の日々の不安定な天候からすれば、まさに奇跡的に天候に恵まれた3日間でした。
旅の準備もまた楽し!
情報交換はlineのグループを作って参加者間でいろいろと教え合いました。
久し振りに新幹線で旅行という参加者もいます。
物価高の折、新幹線切符を安く手に入れたいが、あまり利用したことがないので伝授してほしい。
とか
前の週の16日(木)にはNHK朝一番組でタイミングよく琵琶湖の発酵食品や真珠の養殖のことなどが報道されました。
よし笛サイクリングロードはすばらしかった。
2日目の近江八幡では市内名所の観光のあとに、湖岸の水が浜に向けて水郷地帯を走り、水が浜のテラスで一服してから琵琶湖から流れ出す白鳥川の川沿いに整備された桜並木のあるよし笛ロードを近江八幡駅まで快適に走りました。
川辺には葦の群生があり、丁度産卵期の鳥のヨシキリの鳴き声が皐月の薫風に乗って聞こえてきます。
平日とあってか誰とも出会うことなく、信号もないのでスイスイと実に快適でした。
黄色いユニフォームの皆さんの楽しそうな姿をyutube動画でご覧ください。
湖岸のテラス水の浜で戯れる皆さんやロードサイドに咲く黄色い花(オオキンケイキク 大金鶏菊)を観ながら一列になって走る黄色い軍団の写真も
彦根の松原海岸ロードのサイクリング
3日目彦根では彦根城の見学の後、彦根港から湖岸の松林沿いのロードをサイクリングし彦根駅でレンタル車を返却した。
長々と続く松林の湖岸からは毎年夏には琵琶湖の大花火が打ち上げられるそうです。
彦根港は竹生島への観光フェリーの港で、港の一角には琵琶湖の歌として有名な「琵琶湖周航の歌」の碑が建てられてます。
歌の作詞者小口は旧三高(現京大)のボート部部員で琵琶湖周航訓練でこの港に停泊したことでしょう。
琵琶湖周辺には名所・旧跡が数多くあります。
サイクリングの合間に歴史ロマンスを探って安土、近江八幡、彦根の旧跡や歴史資料館などを地元のボランティアガイドさんと供に訪れた。
名所旧跡の観光の場合多くの場合観光バスや車を使っての観光となるが、我々は
チャリを使っての観光ですので、バスや車が行けないようなところも訪ねることができます。
初日にレンタル自転車で安土の信長の館、安土城考古博物館、安土城郭資料館、セミナリヨ跡地伝承の地をガイドさんと供に訪れました。
そのガイドさんも自分の自転車で同伴してくれました。
セミナリヨ跡地に向かうルートは車の壮行は無理な、複雑で細い路地を縫うように廻りながらガイドさんについて走りましたが、途中「東家住宅」の説明が興味深いものでした。
大相撲の土俵は東西に分かれて相撲が行われる。この東と西に分かれたいわれが、この安土に住んでいた「東家」(とうけ)という家系集団と「西家」(にしけ)という家系集団が互いに相撲競技をしたことにあると説明されました。
普通の観光なら見逃すような場所を訪れることができたのは自転車愛好家にとっては冥利に尽きることではないしょうか。
近江八幡では訪れた郷土資料館のガイドさんと交流もできました。
このガイドさんはツイッター Xに近江商人屋敷の並ぶ街並みの前で撮った記念写真とともに我々の訪問のことをツイートしてます。
ガイドさんの説を受けた後、我々は近江兄弟社メンターム資料館、かわらミュージアム、八幡堀、日牟礼八幡宮,八幡山ロープウエイ
を自転車を置いてそぞろ歩きで観光した。
最終日の彦根では国宝彦根城内を見学。
ご当地キャラクター ひこにゃんには会えなかった天守閣に登場する前にガイドさんにひこにゃん人形と一緒の集合写真も。
そのガイドさん 年齢はあえて聞かなかったがかなりの高齢の方で城内急坂の階段
を上りながらの説明も声がかすれ、また見学時間の制約があって玄宮園などを大急ぎの見学であった。
閑話休題
14年前の2010年に行われた第135回琵琶湖サイクリングのブログは
→→ https://bicycling.exblog.jp/m2010-10-01/です。
この時の参加者は19名でした。今回の参加者の9名のうち3名が入っています。
2010年は10月23日から25日の3日間で、秋晴の好天に恵まれて
長浜ー彦根ー近江八幡のルートをサイクリングしています。
19名全員の写真も添えておきます。
地元の美味しいもので夜の懇親会や昼食会を楽しんだ
地元の美味しいものと言えば鮒寿司と近江牛
地元のお酒もおいしいので夜の食事会はおのずと二つのグループに
飲んだり食べたり、ゲーム ご当地クイズ大会をしたり
昼食や途中休憩もバウムクーヘンや京料理を
閑話休題
14年前の琵琶湖サイクリングでの懇親会風景と今回のそれの変遷
前回は参加者19名が一堂に会しての懇親会で一同車座になって酒を酌み交わすという今や一昔前のいわば宴会でした。宿舎も数人が一緒の部屋に寝泊まりする旅館タイプでした。
14年たって、懇親会での食事は個別注文、しかもタブレットでの注文となり、人出不足でサービスも大変です。宿舎も個室タイプのホテルと様変わりとなりました。
個人主義と集団主義のバランスの変遷でもありました。
参加者のコメント欄
( ´艸`)Fさん;;久し振りの2泊イベントに参加して、たっぷりとサイクリング、景色、お料理を楽しんできました。
彦根城の急な階段には難儀しましたが、登った時の爽快さは格別でした。
そのためにもこれからも、足腰を鍛えないとだめですね。体力のなさを実感しました。
( ´艸`)Tさん:近江八幡、安土、彦根は以前から気になっていて、今回初めて訪れました。
各地でガイドさんの解説を聞けたのでとても勉強になり、今までのモヤモヤした知識がスッキリまとまりました。
スポーツタイプの自転車が借りられたことも満足でした。
( ´艸`)Yさん: 全く歴女ではありませんが彦根、安土等歴史に名だたる?駅名に電車の中でワクワク心躍りました。名所旧跡巡りは、ガイドさんの説明で身近に歴史を感じることができほんとに楽しかったです。道路も広く、歩行者も少なく快適でした。琵琶湖に見惚れて溝に落ちるという落ちが最後にありました。( ´艸`)
( ´艸`)Kさん;待ちに待った琵琶湖のイベントでした。以前に訪れた近江八幡、彦根でしたがサイクリングで訪れるのはまた格別でした。
皆さんと別れた後、長浜で竹生島と湖岸サイクリングしました。生涯忘れられないイベントとなりました。
( ´艸`)tsuさん;;皆様のおかげで楽しい近江路でした。何度も歩き回った近江界隈ですがサイクリングが一番楽しかったです。
皆さんありがとうございました。
( ´艸`)Aさん; 無事終わってほっとしたと同時に疲れがどっと出てきました。
でも皆さんと3日間いろんなところを訪問しガイドさんの話も聞けて良い思い出が出来ました。またいつか一人で今回のイベントを思い出しながらゆっくり回ってみようと思います。初日の安土のガイドさん 3日目の彦根城のガイドさん自転車をこぎながら、城を上りながら息がゼイゼイしてました。彼らがいなければ猫に小判でした。感謝 感謝です。
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